生きてる機械

プラネタリウムは偽装星

 

 

evil lineを聴いて死にかける

私にはその瞬間がわかる

針が左から右側に振れる、あの時の

致死への始まりが、私にはわかる

 

全くの平常を少しずつ乗り越えて

人は時に死のうとする

きっかけはなんだってあるけれど

日常のとても些細なことに過ぎない

(例えば今日、頭の中に流れた鼻歌)

 

人は私の詩を暗いから大丈夫かと言うけれど

私には何だってないことだ

紙に吐くただの嘔吐のその先に

終わりが待ち受けているのは何メートルも向こう

少し進んでまた戻る

行ききらないうちは大丈夫

 

だって今日も

朝の光の喫茶店

静けさがまた私を救う

今日の私はまだまだ爪先 その前よりも手前

きっと光の中で過ごせる日でしょう

 

(文学と音楽の微睡むような美しさは味を間違えれば時として死へと至る)

 

 

私は抵抗している

これらの世界と無関係になるまで