生きてる機械

プラネタリウムは偽装星

2020-01-01から1年間の記事一覧

薄暮と記憶と映画のような。

また薄明の時間に文章を書く。最近どうも忘れがちになっていていけなかったのだが、薄明を見ると、ア、記事を書かなくては、と思ったのだから、不思議なものだ。 言葉というものを取り戻そうと決めて、少しだった。本当は随分前から思ってはいたのだが、本格…

日が沈んで、空が薄青くなった。 薄暮、と言うらしい。 木々がもう、薄暗い。

とおいところ

空は落ちるものだし、月は裏側に何かがあるものだし欠けたところは甘いものだし 糸は宙を舞うし、電線は空に張り巡らされるものだし、桜の下には必ずあれがあるし LとRの音はばらばらなものだし 地面はつぎはぎだし そんな当たり前を集めたら、その箱庭の数…

らくじつ

落日燃ゆ、という言葉が、いつからか頭の中に残ってゐる。小説ではない。 先程、昔行った街を思い出した。 おやすみなさい。